インプラントは歯を失ったときの治療法として人気ですが、どのくらい持つのでしょうか？ ここでは、インプラントの寿命や、ブリッジや入れ歯との違い、インプラントを長持ちさせるためのコツをご紹介します。
■インプラントの寿命はどのくらい？
目次
インプラントの寿命は、顎の骨と結びついている「インプラント体」が外れることで、使えなくなります。10年から15年の間に寿命が訪れることが多いですが、ケアを怠るとそれより早く使えなくなることもあります。
一方で、丁寧に手入れを行うことで、寿命を超えて長く使い続けることが可能です。インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが重要です。
■ブリッジや入れ歯との比較
入れ歯は4年～5年、ブリッジは7年～8年で使えなくなることが多く、インプラントはその中で最も長持ちします。また、インプラントは自然な歯に近い素材を使用しているため、入れ歯やブリッジに比べて見た目が優れています。
ただし、インプラントは最初にかかる費用が高いというデメリットもあります。しかし、長期的に見ると経済的で、美しい見た目も保てるため、入れ歯やブリッジよりも優れた選択肢と言えるでしょう。
■インプラントの寿命が短くなる原因
インプラントが長持ちしない原因として、次の6つが考えられます。
・質の悪いインプラント
安価で質の悪いインプラントは、すぐに劣化してしまうことがあります。顎の骨としっかり結びつかず、問題が起きやすくなります。
・インプラント周囲炎
インプラントの周りに炎症が起こると、進行するとインプラントが抜けることもあります。
・メンテナンス不足
インプラント後の定期的なチェックやお手入れを怠ると、炎症や歯周病などの問題が進行し、寿命が短くなります。
・噛み合わせが悪い
噛み合わせが正しくないと、インプラントに負担がかかり、壊れたり周りの歯茎に影響を与えたりします。
・歯周病が進行している
歯周病があると、インプラントがうまく機能しなくなり、寿命を縮める原因になります。
・喫煙
タバコを吸うと、インプラントが骨としっかりくっつかなくなり、炎症や問題が起きやすくなります。
■インプラントの寿命を延ばすために
インプラントを長持ちさせるためにできることは、以下のポイントです。
1.定期的な歯科検診を受ける
インプラントを長持ちさせるためには、定期的に歯医者で検診を受け、インプラントの状態をチェックしてもらうことが大切です。
2.口腔ケアを徹底する
毎日の歯磨きに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、インプラント周りを綺麗に保ちましょう。
3.噛み合わせの調整
歯医者と相談して、噛み合わせを確認や調整してもらい、過度な力がインプラントにかからないようにしましょう。
4.禁煙する
喫煙はインプラントに悪影響を与えるため、できるだけ禁煙を心がけましょう。
5.健康管理をしっかり行う
糖尿病などの病気をお持ちの方は、しっかりと治療し、インプラント治療前に歯医者と相談することがとても大切です。
■福島市でインプラント治療をお考えなら【ひぐち歯科医院】
以上、インプラントの寿命や、ブリッジや入れ歯との違い、インプラントを長持ちさせるためのコツについて解説しました。当院では、25年以上のインプラント治療経験を持つ医師が治療を担当します。これまでに3,000本以上のインプラントを埋入した実績があり、安心してお任せいただけます。患者様一人ひとりに合った最適な治療を提供し、安全かつ確実な結果を目指します。
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