■低侵襲の抜歯即時インプラントって何?
目次
普通のインプラント治療では、まず残せない歯を抜き、その後、歯ぐきが回復するまで2〜6ヶ月待ってからインプラントを埋め込みます。さらに、その後も3〜6ヶ月かけて治癒を待ち、次の処置や型取りに進むため、全体の治療期間は半年から1年ほどかかることが多いです。また、この期間中に仮の歯がしっかりとつけられない場合もあり、特に前歯の治療では、仮の歯がないと見た目や日常生活に困ることもあります。
そこで、最近当院が導入しているのが、「抜歯即時インプラント埋入・即時仮歯装着」とも呼ばれます。この方法では、抜歯と同時にインプラントを埋め込み、さらに当日中に仮の歯を装着することができます。
■低侵襲の抜歯即時インプラントのメリット
この低侵襲の抜歯即時インプラントの特徴は、歯ぐきを切り開かずに短時間で、安全性を重視した治療ができる点にあります。必要のない切開や複雑な骨の増強を行わないため、腫れや痛みが少なく、手術の回数や治療期間、経過観察の頻度も減らすことができ、時間や費用の負担も軽くなります。また、特に前歯など見た目を気にされる方にとって、仕上がりが美しくなることも期待できます。
この治療法の最大のメリットは、治療が早く終わり、早く噛めるようになることで、健康な生活へとスムーズに戻れることです。私たちの目指すゴールは、患者さまが生涯にわたって健康な毎日を送れるようにすることですので、インプラント治療にお悩みの方はお気軽にご相談下さい!。
■低侵襲の抜歯即時インプラント治療の流れ
・初診時の診察
まず、初診ではしっかりと問診を行い、エックス線や歯科用CT、写真などを使って必要な患者さまのデータを収集します。これにより、患者さまの口腔内の状態を詳しく把握できるようにします。
・検査結果の説明と治療計画
次に、2回目の診察では、前回の検査結果を詳しくお伝えし、診断内容と治療計画についてしっかりとご説明します。患者さまにご納得いただいた上で、治療の方向性を決定していきます。
・手術
インプラント治療が確定し、口腔内の状態が整っている場合は、3回目の診察でいよいよ手術に入ります。当院では基本的に手術が1時間以内に終わるように計画しており、即時荷重の仮歯を装着する際には、噛み合わせの具合を特に念入りにチェックします。
・人工歯冠の作製
手術後には型を取って上部構造となる人工歯冠を作製しますが、現在ではデジタル技術が進化し、検査の際に口腔内スキャナーで撮っておくことで、治療をスムーズに進めることができます。
■福岡市でインプラント治療なら【ひぐち歯科医院】へ
当院では、抜歯即時即入法を採用しており、抜歯を行ったその日にインプラントを埋入することができます。治療期間が大幅に短縮され、通院の回数も少なくて済むため、忙しい方にも負担が少ない治療をすることができますので、インプラント治療についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい!
この記事の監修者
院長 樋口 昌男
福岡市の歯医者【ひぐち歯科医院】では、健康なお口の状態を長期的に維持し続けることを目指して参ります。